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堤防や磯などの丘からの釣りで場所取りやトラブルに疲れていませんか?
大きな魚の確率を少しでも上げたいと思ったことはありませんか?
様々なゴムボートを乗り換えてきた筆者が現在メインにしているゴムボートの紹介です
とにかく軽くて扱いやすいゴムボートで一人釣行には最高のボートです
ジョイクラフト(JOYCRAFT)ラポッシュ260 La Poche JSL-260




スペック詳細
- 商品:ラポッシュ260(JSL-260)
- 航行区域:安全に帰着できる範囲
- 定員(人)/積載量(kg):3 / 360
- サイズ(cm):全長260・船内長190・チューブ径38〜46・全幅141・船内幅65
- 総重量(kg):23(18)
- 気室数:4(チューブ本体3・エアフロア)
- 底形式 / キール形式:高圧エアフロア / V型フロアキール+ダイナキール
- 最大馬力:(出力PS/重量kg)2または5(一定の水域の場合)
- トランサムS
ラポッシュ260のメリット
- とにかく軽い
ボート単体で18kg、付属品込みで23kgとなり、ゴムボートとしてはかなり軽い部類になります
持ち手をつかんで一人で持ち上げたり立てたりできるので掃除をする際にも楽です
またカートップを前提に考えている方にも優しい設計となっています
ドーリーでの出艇が難しい場所でもボート自体を持ち上げて運べばOK!
- 専用の柔らかいスペシャルボート布(550デシテックス)
PVC特有のゴワゴワ感がなく、どちらかというとアキレスのCSM素材に近い触り心地です
柔軟性が高いためレッドキャップやパプリカに比べると圧倒的に畳みやすく、折れ目がつきにくいと感じております
半年間程度で20回前後の出艇をしておりますが今のところピンホールや空気漏れなどは発生しておりません

- チューブエンドの径がでかい
チューブエンドが大きいためエンジン回りの浮力が高いです
荷物やエンジンなどで重くなりやすいゴムボート後方の安定感がとてもよく、船首の浮き上がりを抑止し、滑走体制になりやすいです
※エンジンのパワー不足により二馬力で滑走することはほとんどありません…
- 狭いことが利点
椅子からほとんど動くことなくボート内のあらゆる箇所に手が届くため快適です
また道具の積み込める量も必然的に最小限となるため片付けや準備が楽になります
- 畳んだ時のサイズが小さめ
サイズが小さいのでもちろん畳んだ時のサイズも小さめです
そのため保管場所も他のボートよりは場所を取りません
また一般的なファミリー向けの軽自動車でも問題なく積み込み可能な場合があります
画像はダイハツ ムーズ キャンバスに積載した状態です


ラポッシュ260のデメリット
- Vエアフロアによる船内床の傾斜
キールの形成に一役買っているVエアフロアなのですがV字となっており、船内側からすると中央に向けて傾斜してしまっております
腰掛板に座ることが前提である場合は気になりませんが、クーラーボックス等を直接おいて椅子代わりにしている場合はあまり座り心地はよくありません
Vエアフロアの傾斜具合


- トランサムが狭い
メリットであげたチューブエンドの大きさが影響し、トランサムはとても狭いです
同社のドーリー(LW-6)をデフォルトの加工穴に合わせて装着した場合、タイヤ間がとても狭いためドーリーの上げ下げ時にエンジンのプロペラと干渉します
2枚目の写真のようにチューブエンドとタイヤの隙間もギリギリなのでこれ以上外側にドーリーを移動することも難しいです
タイヤ間の狭さが要因となり、運搬時の左右の揺れにも弱いです
また、バルーンドーリが装着できません
これが一番つらいところです
現在、装着できるように試行錯誤中ですので改善したら紹介いたします


- 狭い
軽さに特化しているためやや手狭に感じます
これに関しましては二人で釣りをするという前提の場合となります
二人がそれぞれ道具を持ち込んで出艇することはあまり現実的ではない狭さです
前述した通り一人で出艇することが多い筆者にとっては座位置から手の届く範囲にすべてが収まるためむしろメリットとも感じております
- デフォルトでついている擬装パーツが少ない
ラバーベースが4個ついているボートが多い中、こちらのボートは左右に1個ずつ、計2個のみとなっております
ラバーベースに関しては増設することもできるので問題視しておりませんがゴムボート初心者の方にとってはベースの取り付け作業は少し厄介な問題かもしれません
- ラバーベースの位置が悪い
デフォルトでついている2個のラバーベースの位置がオールの持ち手と近いため3連ロッドホルダーや魚探マウント、受太郎GBなどを装着した場合、干渉してオールが出せなくなってしまいます
エンジントラブル時にオールを使用する際、一度擬装パーツを取らなくてはならないためやや不便です


ラポッシュ260がおすすめの人
- 一人釣行もしくは道具をシェアできる二人釣行がメイン
- ボート釣りに慣れてきて荷物を絞ることができる
- とにかく軽さ重視
- PVCを畳むのが苦手
- 軽自動車でゴムボートフィッシングをやりたい
- 体力にあまり自信のない方(最低限の体力は必要です)
まとめ
2馬力・免許不要クラスで260cm前後のゴムボートは、そもそも選べる艇の種類自体があまり多くありません。その少ない選択肢の中で、ラポッシュ260は「コストパフォーマンス」と「安心感」のバランスが一番良いと感じています。
まず速さについて。同じ2馬力でもラポッシュ260はV型フロアキール(V型エアフロア)を採用しており、これが水切れの良さにつながっているのか、体感的にしっかりスピードが出ます。底形式はV型フロアキールの高圧エアフロア構造で、フラットな底のモデルに比べて滑走性で有利になりやすい仕組みです。実際、他メーカーとはなりますが上位モデルにあたるアキレスの260サイズ(LF-260RU、本体価格税込198,000円前後)と比べても、価格は抑えつつ速度面で見劣りしない印象があります。
ジョイクラフトの耐用年数は5年ほど、アキレスのLF-260RUは10年ほどとなっておりますのですでに経験者で今後も続けることが明白な方はアキレスLF-260RUの方が耐久年数を加味するとコストパフォーマンスが良くなる場合もございます。
軽さも大きな魅力です。ラポッシュ260は船体重量18kgという軽量設計で、大きなチューブ径と小さなトランサム、V型エアフロアの組み合わせによって軽量化を実現しているモデルとメーカーも謳っています。同じく260前後クラスで比較されることの多いアクアマリーナ デラックス250と並べても、デラックス250の船体重量は21.5kgとラ・ポッシュ260より重く、全長が10cm短いにもかかわらず本体重量では上回っている計算になります。同サイズ帯の艇の中でも、ラポッシュ260の軽さは頭ひとつ抜けていると言っていいと思います。
艤装面での装備数の多さも使っていて実感するポイントです。ラバーベースやアンカーローラー、持ち手といった艤装が標準で備わっているため、釣り用途でのカスタマイズがしやすく、フィッシングロッドホルダーなどの後付けパーツも取り付けやすい設計になっています。この点は他ユーザーのレビューでも、ジョイクラフト系の艇は艤装用のマウントが標準搭載されている一方、他ブランドでは艤装をDIYで用意する必要があるケースが語られており、購入後の拡張性という意味でもラポッシュ260にアドバンテージがあると感じます。
総合すると、「価格は抑えたいけれど、走りも軽さも安心感も妥協したくない」という2馬力ミニボート選びにおいて、ラポッシュ260はかなりバランスの取れた選択肢だと言えそうです。
ジョイクラフト(JOYCRAFT)ラポッシュ260 La Poche JSL-260
関連リンク
- ゴムボート釣りの理想と現実|始める前に知っておきたいこと(記事準備中)
興味はあるものの、なかなか始めることができない方に向けてゴムボート釣りの概要を細かく解説しています。一通り読んでいただき、ゴムボート購入への判断材料にしていただければ嬉しいです
- 擬装紹介(記事準備中)
ラポッシュ260の擬装を細かく紹介しています。ハンドメイド擬装パーツなども販売しておりますので是非参照ください
- レッドキャップ285(記事準備中)
サイズを大中小と分けた場合、おおよそで中サイズの位置するサイズ感のボートです。こちらもジョイクラフト製となります。260サイズで手狭と感じる方はこちらのレビューも参考にしていただければ嬉しいです(レビュー自体は古いレッドキャップとなります)
- パプリカ305(記事準備中)
こちらはサイズが3mを超える、おおよそで大サイズとなるジョイクラフト製ボートです。将来的に2馬力以上での運用を考えている方は3mを超える艇が良いかと思います
